北海道トレーニング合宿・8日目・最終日

2月17日に無事、9日間のトレーニング合宿を終えました。月並みですが、あっという間に過ぎてしまったようです。それはサポート側も同じで、とても短く感じた9日間でした。

 

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8日目午前中。前日に本番用のソリが揃ったので、この日初めて全員でソリを引いてみました。今までは二人一組でソリを引き、ソリを引く重さを体験してきましたが、最後に北極で歩く際の距離感を確認しておこう、ということです。やってみて、実際かなりの距離になることが分かったので、改めて全体のペース配分と、後ろの人が遅れていないか、心配りをする大切さを感じました。2時間ほど歩き、ここでソリ引きのトレーニングは終了。次にソリを引くのは、本番です。

北極で歩くことが、少しでもイメージができたからでしょうか。正直に言うと合宿に来る前より、今の方が不安でいっぱいです。この不安な気持ちを原動力に、残りの約1カ月間、基礎体力作り・筋力トレーニングに励みたいと思います。

 

8日目の午後から最終日の午前中までは、トレーニングで使った装備の梱包とベースキャンプの掃除を行いました。物流の仕事をしているメンバーが中心となり、無事に後片付けを終えました。

 

 

 

 

合宿全体としては、よく言われる言葉ですが、あっという間だったなと言う感想です。情報量が多く、本当に色々なことを勉強させてもらったと思います。それは、装備の使い方・行動の仕方だけでなく、メンタル面でも同様。集団生活がゆえに見えて来る自分の欠点もたくさんあり、落ち込むことも多かったです。北極での冒険に必要だった過程というのは言わずもがな、僕の人生の中でも重要な過程だった気がします。

そして、この合宿を通して、様々な人に応援されていることを身を持って知れました。トレーニングの場所をお貸し出しいただいた「えこりん村」の皆様、美味しい差し入れを持って来ていただいた皆様、メンバーともども感謝しております。

 

 日本たつまでに残す期間は、約1カ月。笑顔で帰って来られるよう、心も身体も準備していきます。

(報告:市川貴啓)

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今回の合宿には、大変多くの方々からご協力をいただきました。皆様からの支え無しでは、このトレーニングは成り立たなかったと、心より感謝申し上げます。メンバー、スタッフ一同決して忘れることなく、引き続き準備に、そして一ヶ月後に控えた本番に臨みます。