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いざ、スタート地点へ!のはずが…

 

いよいよIqaluit(イカルイット)からスタート地点のPangnirtung(パングニタング)に移動!

の予定でしたが...。

 

SNSには既に投稿した通り、Pangnirtungの天候が悪く、この日のフライトはキャンセルになりました。そのため終日特にやることもなく、待機の日になりました。

 

極北の村を飛ぶ飛行機はプロペラ機が多いため、非常に天気の影響を受けやすく、このようなことは珍しくありません。実はここに、極地冒険に必要且つ重要な要素が含まれています。それは「待つ」と言うこと。「待てる」と言うこと。

 

自然を相手にする極地冒険では天候や気温など、人間の力ではどうにもならないことが多く起こります。例えばブリザードが発生し、数日間テントで足止めを食らう、なんてこともしばしば起こります。もちろん荻田も、そのような経験は一度二度ではありません。このような状況に遭遇した場合、進むのか留まるのか、冷静に判断を下せる力が必要となって来ます。

 

今回は彼らの下した判断ではありませんが、冒険開始前にこのような経験が出来たことは、むしろプラスになったのではないかと思います。明日の天候に期待しましょう!