スタートから19日目。前日第2補給地のケープフーパーに到達した一行は、補給物資の整理や装備の確認等、後半戦の準備に費やしました。ここからゴールまではもう補給などもなく、前進するのみです。この日の現地は曇りで、気温はマイナス20度。序盤は雪の深いところがあったり等で、思うように進めなかったようですが、いつもよりも1時間長く歩き、結果的には冒険開始から最長の26km進行しました。そして遠目に、ホッキョクグマを5頭見かけたとのことでした。
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今日は僕のビンディングのベルトが切れてしまいましたが、持っている道具で直せるので大丈夫です。いつもより1時間長く8時から18時まで歩いて、今までで一番長い26km進みました。500mくらい離れたところで、ホッキョクグマを計5頭目撃しました。（報告：小菅史人）
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本日はデータ通信の状況が悪く、画像の送信が難しくなっています。一方でここ2日ほど非常に悪かった音声通信状態はこの日はだいぶ改善し、レポート担当の市川の話をしっかりと聞くことが出来ました。この日も前日まで同様、荻田ではなくメンバーが順に隊を率いて進行したとのこと。自らで考え、歩くことが増えるにつれ、冒険当初とは「歩く」楽しさの意味合いが変わって来たと話してくれました。出発前には体力面が不安だと漏らしていた彼。ここまでで体重もかなり落ちたようですが、とても充実している様子が伝わって来て安心しました。
そんなメンバー達の生の声は、新潮社「フォーサイト」で日々更新されています。是非、こちらもご覧ください。
https://www.fsight.jp/list/column 北極冒険家「極地便り」
荻田からも、至って順調と報告を受けています。天候もスッキリとはいかないものの、大崩れしない予報が出ています。少々気になるのが、3日後あたりからの気温予報がマイナス3度〜0度とかなり暖かいこと。彼らにとっては暑いくらいになるかもしれませんので、体調管理に注意してもらいたいと思います。
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SH (金曜日, 26 4月 2019 14:38)
気温も低い中、随分頑張ったんですね。順調なのは良い事です。３日後の気温予報との寒暖差が心配ですが、皆さんのことですからうまく対応していくのでしょうね。