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21日目終了

 

スタートから21日が経過。旅もいよいよ後半戦に突入しました。この日の天候はくもり、気温はマイナス6度と前日同様高めでした。序盤は天候も良く、スムーズに進行できたものの、途中から向かい風に苦しめられる展開に。この日は17時で切り上げましたが、25.7kmとかなりの距離を前進しました。

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今日は前半は足元の状況が良く、風も弱かったのでとてもいいペースで進むことができました。(1時間で3キロを超えるペース)しかし、13時を過ぎた頃から風が急に強くなったため、ペースを落として進みました。

今日は前半の貯金で25.7キロとかなりいい記録でしたが後半の疲れがあったため9時間で切り上げました。写真は朝です。(報告:小菅史人)

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本日の音声レポートは小倉が担当。そして日本サポートチームは近藤が担当しました。

「小倉くん自身、この日は今までで最も体力を奪われたと語っていた通り、大変疲れた様子でした。荻田さんにとってはそよ風のようでも、彼らにとってはまさに「突風」だったとのこと。ルートは間も無く海氷上を抜け、島越えに入るとのことです。景色などは写真で見られますが、北極を歩いた人にしか分からない歩いた感覚を知りたくて、氷海と陸地を歩く違いを聞いてみました。

陸よりも海の方が比較的歩きやすかったとのこと。逆に陸の上だと土地が形成されている事で歩き辛さを感じ、積雪量も陸の方が多いと言うことを小倉くんが教えてくれました。これから陸地を進んでいく上で、今まで以上にフィジカル面で苦戦するところがありそうですが、乗り越えてクライドリバーへ到達してください!」(報告:近藤)

 

懸念されていた海氷上も間も無く終わり、島越えが始まります。陸地は陸地でまた別の困難もあるかと思いますが、残り10日ほど、順調に進めることを願っています。