スタートから25日目。日本では「令和」を迎えたこの日も、メンバー達はいつもと変わらず歩き続けました。前日は強風に行く手を阻まれ、停滞を余儀なくされましたが、その風も夜のうちに収まりました。明けてこの日の天気はくもり、気温はついに±0度まで上昇。前日に伝えられていた通り午前5時に出発し、進行距離は23.9kmとペースを取り戻しましたが、あまりの暑さに予定より30分早い、13時30分にキャンプ準備を始めたとのことでした。電話口では日本の「令和フィーバー」が気になっている様子でしたが、それ以上にゴールが現実的になっている感じが伝わって来ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜北極にも春が近づき気温も高くなってきました。その影響で雪が柔らかくなり、歩きづらくなってきたので、今日はまだ気温の低い午前5時に出発しました。
それでも後半は皆んなインナーシャツ一枚で歩く程暖かく、北極にいる事を忘れそうです。(報告:諏訪順也)
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本日のレポートは花岡が担当。気温も上がり、風も無く、一見するとベストコンディションのような気もしますが、やはり暖かいを通り越して、相当「暑い」と感じているようです。進行ペースを取り戻し、ゴール日が具体的に見えて来たとのこと。同時にゴールが近づいていることにある種の寂しさも感じているようでした。
昨日の報告でもあったように、ここからゴールまでは午前3時に出発し正午頃終了と言うスケジュールで進む予定です。暖かい方が活動には適していそうですが、足元の締まり(固さ)がなくなり、とても歩き辛くなるとのこと。今後数日は最高気温がプラスになる予報が出ている日もあるため、賢明な判断だと思います。
それに伴い、日本サポート側も午前2〜3時に定時交信を行うスケジュールで動いていきます。そして目前に迫ったゴールまで、引き続き見守っていきたいと思います。
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