シオラパルクへの帰り道。行動開始時間には小雪がパラついていたようですが、天候の影響もなく、順調に元来たルートを戻って来ているようです。標高もまた1000mを超えました。
『再び氷床を横断開始。巨大なスロープを登っていく。遠くから見たら、蟻が鏡餅を登っていくようだろう、きっと。
1時間ほど急斜面と格闘し、ある程度登ると斜面は次第になだらかに。眼下に自分が歩いてきた景色が一望できる。それにしても、久しぶりの北極は刺激的だ。しばらく忘れていたものを思い出した。
標高1000mまで登ると氷床はやや登り下りはあるものの、平坦になる。シオラパルクへの帰路。あと3日はかかるだろう。まだ最後の氷河下降も残っているので、気を抜かずに帰ります。写真は靴擦れ予防のテーピング。』
お食事中の方には、大変失礼いたしました🙇♂️
当然のことではあるのですが、往路の上りは復路では下り。スタート直後の上りの難所が、今度は下りの難所として待ち構えています。本人の想定では、こちらの予想通り、あと3日ほどでの帰還を見込んでいるようです。焦らず、気を抜かず、進んで欲しいと思います。
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